2015/08/08

ママ友のいないうつ病の妻

posted by うつ病の妻を支える平凡な夫
スポンサーリンク

ママ友の存在って必要ですか?

そんな問いを僕はしばしば行います。
必要? それは僕が思うこと。けれど、妻はどう考えてる?
妻は僕と違って母親ですからね。母親が上手に周りとコミュニケーションをはかるにはママ友の存在は不可欠ですよね。
だから、僕のように神経くさいママ友との交流なんて絶対に必要だとは限りませんよ‥なんてのは外野の意見でしかありませんから。
ママ友コミュニティという名のグランドでママをプレーしている妻は、ある意味で無条件に課されたテーマがママ友コミュニティなんですからね。

自分の子育てがうまくいくかどうかは、他のママたちと上手く付き合えるかどうかに影響されるような?

そんな気もします‥‥。
たとえば、学校行事。
子供が小さなうちは、親と子がニコイチで行動しますからそこが難しい‥‥
子供同士が仲良しでも、その子のお母さんが自分の苦手なタイプだったら?
行事ごとで学校に赴いて一時間以上も苦手なお母さんのお話を聞かされてるのって、かなりのストレスですよね。かと言って、子供は子供!なんて放っておくと、非常識、付き合い下手、変わってる、愛想が無い‥‥なんてダメママの烙印を押されて、もし相手が気丈なタイプであれば妙な噂を立てられてママいじめなんて現象が起きてしまう可能性だってある。メンタル良好な人は言うんですよ、親同士の交流はとっても大事なことですよーって! だからPTA活動バンザイ!じゃないんですが、積極的に交流を深めて子供と学校に協力しましょう!なーんてね。
でも、集まれば単なる井戸端会議と不在者の噂話で花が咲く独特の空気感。
うつ病で苦しむ僕の妻が、その空気感に耐えられるわけがありませんからね‥‥

そんなわけで、僕はママ友なんていなくとも子育てはできるよと言うんですが、つまりそれが当事者の気持ちを外野から声援してるだけの次元の低さというものなんですね。

そんな僕にできることは、学校行事に極力同席すること。
つべこべ言わずに、世の中のどうにもならない風にさらされる妻のそばにいてあげること。それしかありませんから。

ところで、ママ友たちの健やかな立ち話ができない妻ではありますが今日は娘の友達を家に招待することができたんです。
僕は思わずおめでとう!の返し言葉。

娘の友達の向こうには相手の親の存在があって、いろんな意味で気を遣ってしまう彼女。
ほとんどの場合、あまり良い印象で思われていないはずだと自動思考してしまうのはうつ病のせいでもあるんですが、それも仕方ありません。
極端な話、家に来たお友達の妻への印象は相手のママに直結してしまい、付き合いには全方位的に消極的な妻を噂する格好のネタになるんじゃないかと被害妄想的な思考が働いてしまいます。
そういう気持ちでいれば、娘のお友達に対しても無意識に警戒的になって、子供からすればますます「ちょっとこわそうなママ?」なんて印象を持ち帰られてしまうと、これは本当に噂話のネタが実現してしまいますよね‥‥

だからか、無理して健やかで明るいママを演じようと頑張るのですが、限界もあることでしょう。

昔と違って、専業主婦の比率はずいぶん低下しましたね。つまり働くお母さんが増えたわけです。すると、親同士のコミュニケーションやPTA活動が希薄になる!って風刺する人も多いんじゃないですか?
でもね、ごめんなさい。僕ら、うつ病家族はそのほうがスッキリとした子育てができます。他人を必要以上に意識せずに子育てできます。仲良くしてるお友達のお母さんってどんな人?お父さんの会社ってどこ?どんな家に住んでるの?
えっ!?病気? うつ病? うっそー! 今、多いよねーそういう人!

そういう心にキツい詮索抜きで子育てできます。


妻はうつ病になって他のママたちとの交流がとても困難になりました。

それは仕方のないことなんです。
人が嫌いなわけじゃないんです。
心と表情を切り分けたコミュニケーションが苦手なのです。
つまり‥‥心で疑い笑顔で話すスキルが妻にはないんです。

スポンサーリンク

2 件のコメント:

  1. おめでとうございます♪
    なんか、自分自身のことの様に、とてもとても嬉しいです(*^∇^*)。
    お子さんも、お友達を家に呼べたこと、嬉しかったでしょうね。
    家族みんなが笑顔になれる出来事。ホントに嬉しいですね。
    私の気持ちもあったかくなりました。
    私もがんばろ~!
    o(^-^)o

    返信削除
  2. 初めまして
    我が家の場合は、全く逆パターンです 。主人が病気で主夫みたいです

    返信削除

アクセスの多い記事

sponsor Link

Copyright ©2015 うつ病の妻に僕のしてあげられること Design by Anders Norén Blogger Theme by NewBloggerThemes.com