2015/09/13

母親がうつ病であることの子供への影響

posted by うつ病の妻を支える平凡な夫
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母親がうつ病になった場合、子供への影響って多かれ少なかれ必ずありますよね。

うつ病の母親と子供との人間関係は、薄暗いような事実に子供の感情がどんなように反応して、どんなふうに受け止めるのか?
子供の個性によって、子供の成熟度によって、それはそれはばらつきのあることなんだろうと思うんですが、どうであれ、うつ病の母親が子供に与える影響は安易に考えることはできません。

とそのまえに、妻がうつ病であることの子供への影響がどれほどのものなのかは僕が「はかる」ものですからね。
つまり、僕の偏見を軸に子供達は影響を受けているだろうなあって推測するわけです。だから、僕が不安視するほど子供達は気にしていないのかもしれませんし、そもそも、子供には自分たちにふりかかる不利益を正確に推し量ることなんてできやしませんからね。

「親が気にしすぎ」なところもあるかもしれませんし、逆に、もっと子供に配慮してやらなければならないかもしれません。
でも、こういう問題を適切に対処することって本当に難しいと思いませんか?
家庭にはそれぞれの事情があって、それぞれの生活条件で暮らしが成り立っている。いちがいに適切な対処というものが形として存在しないと僕は思いますし、やはりそこは各家庭で最善の対処をするほかないのではと思うんです。

ところで‥‥妻の定期通院の際、子供たちをあずけられなかったこともあって家族全員で精神科を訪れたことがあったんですよ。

僕はこどもたちを精神科に連れてゆくことを嫌います。その理由に根拠はないんですが、根拠以上に直感的に嫌う。それ、つまり偏見でしょうか?
なんにせよ、小さな子供が精神科という独特の空気が漂う空間にいることは僕としては避けておきたい行動です。何かしらの抵抗感を感じますからね。
でも、留守番させておくにはいかない微妙な年齢の子供であれば、しかたなく精神科に連れて行くしかないときってあります。

こどもたちには「明日はみんなで病院に行くから」と前日からアナウンス。

「え~またぁ~」と、若干の拒否反応。「家族みんなでおでかけ!」が精神病院なんですから‥‥僕としても罪悪感を感じてしまうような‥‥?
当日の診察自体は、僕も主治医にたくさんの質問や報告をしたいと考えていましたし、妻も調子が安定してきてますからね。
先日の増加・増種の薬の「減」を相談してもいいかなと思ったりもしてたんですが、結果的には計画通りの内容とは、ならずじまいだったんです。

ただ‥‥そんなことよりも子供たちへの気持ちの方が、僕の頭の中でクローズアップされてしまったような?下のおチビちゃんは無邪気そのもの、なんですが、お姉ちゃんは小学高学年。
まず、受付の「精神科」の看板。
「読めているのかな?」「意味知ってるのかな?」
僕は、少しだけ神経質に娘の目線を追いながらも考えてしまうんですよね。この子は、この場をどんなふうに解釈しているのかなとね。

当然、「説明」はしませんけどね。しないって言うよりも出来ないような?


もっとも、当日はいつものように流れ作業的な診察でしたからあっという間に「家族みんなで精神科」は終了したわけですが、妻のうつ病経過年数と、子供たちの成長は同じスピードで時を刻んでゆきますからね。
どうにか、こどもたちが本当に精神疾患を理解するまでには妻が完治して欲しいと思うのは僕の「都合」なんでしょうかね‥‥

母親のうつ病については、こどもたちの独自の受け止め方があるはずです。僕が、どのように受け止めて欲しいと望んだところで、僕と子供は感性が違いますよね。
そもそも、どのように受け止めて欲しいかを望むことは誤りであり、それは親心であるように見えてやはり僕が抱く内なる偏見なんですよね。

母親がうつ病であることの子供への影響は様々だと思います。

症状によって母親を怠け者だと錯覚してしまうこともあるでしょう。気分の変動で荒っぽい感情にさらされ、母親に恐怖を感じることだってあるでしょう。
明るくて健やかな友達のママと比較して寂しい気持ちに包まれるときだってあるでしょう。そんな問題を隠そうとしたりごまかそうとしたり、大人はついついフタをしがちなんですが‥‥やっぱりそれは大人の偏見を子供に押しつけているだけだろうと思うときがあります。
じゃあ、僕にできることはなんだろう…?
それはまず、僕が無意識に抱く、大人の偏見を取り去ることなんでしょうね。それによって、子供への接し方は根っこから変化するような気がするんですよ。
その変化、きっと僕自身も気がつかないような変化でも、子供には理屈がわからない分、僕のこころうちを感じることで事実を推し量る能力がありますから。

ママは怠けているんじゃないよと教えることよりも、僕が妻と病気に対して抱く「思い」が、そのまま子供たちに受け継がれるような気がしてなりません‥‥。

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