2015/01/08

妻の実家にも帰省しなかった理由はうつ病による親戚の溝

posted by うつ病の妻を支える平凡な夫
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そしてもうひとつ。

この正月、僕はとうとう妻の両親宅にも年始の挨拶に行かずじまいでした。
どうしてかって言うと、僕と妻の両親との間に今ならまだ浅いだろうの溝ができてしまったからなんです。
去年、うつ病のひどい波が寄せた時、ちょっとしたゴタゴタありまして‥‥。

ときおり垣間見せる、うつ病の症状としての妄想内容に僕への敵対心が含まれていたことについて、妻の両親は僕にクレームをつけてきたエピソードがあって‥‥。

つまり、僕への敵対心を症状ではなくて夫婦仲の問題だと解釈したんですよ、両親は‥‥。
それで僕は、ふがいないというか憤るというか、なんだか複雑な気持ちが尾を引いているんです。
妻の両親にしてみれば、僕らと一緒に生活しているわけじゃありませんからね、たとえ症状だとしても僕への不満が口に出れば嫁いだ娘が夫によくしてもらえていない?なんて被害的な感情が生じたんでしょうね。

そんな一幕があってからというもの、僕と妻の両親には少しばかり溝ができてしまったように思います。
で、今ならまだ浅いだろうの溝だと言うのはね、娘婿につけたクレームを撤回してくれるのなら僕も気を取り直す余地があるってことです。
病気とは言え、つい、娘の妄言を正常な判断無く解釈してしまった、と。
もちろん、僕は自分を正当化しようとするんじゃありません。
でも、いちばん身近に暮らしている僕は被害妄想の対象になりやすいですから。
そういう、疾患知識を知らずして「うつ病になったのはひょっとして夫婦関係か?」的な勘ぐりを入れられると、僕もつらいんです。

妻も、僕と義両親の溝の生じた関係性を遠巻きに把握しているようでありまして、どうして正月にあいさついかないの?とは口にしませんが。と、同時に妻の両親からも「どうして来ないのか?」っていう問いかけも在らずであり‥‥。

だから、今年の正月は僕と妻の双方の理由により、互いの実家宅には行きませんでした。
でもね、ひとつだけ「いい正月だった」と言える点は、妻が一枚の年賀状に母としての不出来に落胆しつつ、微妙な波に浮き沈みしながらも、マズマズの状態でいること。
何よりもそれが一番!望むところですからね。

僕はいろんな局面で辛抱と希望を忘れる事なく、来年の正月は親戚一同でワイワイ集まりたいですね。
確かに、いろいろあったとしても‥‥僕は嫌いな人間なんて誰もいませんから。

それより、忘れちゃいけないことは‥‥
いちばん苦しんでいるのはうつ病の妻だということ。

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