そう、夫婦間や家族間での予定をたてたり約束事を交わした後日、いざ、それらが実行されるタイミングになると「やっぱりあたしはやめておく‥‥」と言われてしまえば僕も子供たちも憤りながら意気消沈してしまうことについて書いたことです。
妻は易々とドタキャンしてるわけじゃありませんから。
ずっとずっと葛藤が渦巻いているんですよ。
家族のイベント規模に大小があるのなら、次の休みにはみんなで街に遊びに行こう、遊園地に行こう‥‥よりも、さあ!いよいよ年一回の家族旅行だ!なんてイベントは、家族の誰にとっても大きなイベントにあたります。妻にとって、イベントが大きければ大きいほど心の負荷も増加するんです。
プレッシャーがどんどんのしかかってくるんです!
そこに「ワクワクする」気持ちなんてあるわけないんです。
断る罪悪感、イベント日に近づくにつれて強まる追い詰められる感覚。
妻は、たかだか僕のキレる感情よりもっともっと、自分のふがいなさに苦しんでいるんです。
近所の公園に出向けば、明るくて健康的で、それ、とても特別なことのように見えるけれど実はごく平凡などこにでもいる「ママ」がたくさん‥‥
妻の目に映る彼女たちは、うつ病で引きこもりがちな自分とはまるで真逆の母親像。
自分だって‥‥自分だって他のママ連中のように振る舞いたい‥‥でも、絶対にできない。それどころか、主婦たちの「なわばり」に入っていくことは恐怖でしかない‥‥
そして、できない自分と、なりたい自分の狭間でずっと葛藤に苦しんでいる妻。
そんな妻の気持ちを知っている反面、気分次第でイベントが影響される状況にやりきれなさだけがつのる、僕。
僕の思考は、妻への思いと自分の感情に挟まれている?
そんな気がするんですよ。
ホント素敵なだんなさまだぁ
返信削除なんか読んでるほうが照れてしまいますわ(*^O^*)
アマゾンで電子書籍ダウンロードしました。今晩ダンナが帰ってきたら読ませてやります。
ありがとうございます。旦那様から読後のお言葉があればまたお聞かせくださいね。
削除「気分次第」というのはちょっと違うと思います。
返信削除何と言っても病気なのですから。
そして、お子さんたちに、解りやすく病気のことを説明してはいかがですか。
なぜ、予定が急に変わるのか、なぜママの具合が悪いのか。
うつ病には家族全員の理解は不可欠です。
子供だからと誤魔化したりせず、真摯に向き合う時なのではないでしょうか?
私は、もう子供が社会人になってからの発病でしたので、その点は恵まれていたかも知れません。
そのとおりです。「気分次第」というのはちょっと違うと思います。ではなくて、全く違います。病勢による言動を勘違いしてしまえば支える家族も無理解な第三者もなんら変わりありませんからね。
削除また、真摯に向き合うことに誤魔化すかのような気持ちの揺れが混濁するのは、ある意味で「真摯」である場合もあるかもしれません。
真摯とは優しく易しいものでは、なかなかあらぬ場合があります。