2014/10/25

うつ病による家族への暴言 子供は親をえらべないこと

posted by うつ病の妻を支える平凡な夫
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うつ病の気分変動によって子供たちの情緒に影響を与えてしまうといけないから。

そんな理由もあって、親戚にあずけていた子供たちが我が家に帰ってきましたよ。
っていうのも、調子を崩してしまった妻と子供たちが一緒に過ごせば互いに傷ついてしまうことを心配するからなんです。

子供たちの愛情とうつ病の気分変動は別次元ですからね、母親としての愛は案外かんたんに病気にひん曲げられてしまうものです。
愛とは裏腹に子供たちを敵視するような態度をとってしまう妻は、子供たち以上にそんな自分自身を敵視しているはずです。
そして子供にとっては、意味不明のママの冷酷な態度はたしかにキツいんですよ。
大人にとっては病気だからと理由付けできたとしても、そんなこと子供たちにはとうてい無理な話です。

だから、お互いの精神的負担を思えば居住そのものに距離を置くことがいちばん解決力があるじゃないかってことで、僕はときどき妻のご実家を頼りにすることがあるんです。
それが今回のことです。

でも、帰宅した子供たち。
やっぱり表情が暗いんです。
疲れてる?
違います。
疑問に満ちているような不安におびえているような………子供たちの小さな心が揺れていることを僕は感じました。

それなのにね、過去、妻の気分変動にイライラしている時に子供達の悪ふざけなんかすると、八つ当たりしてしまうんです。
そんなんじゃダメだ! って自分を言い聞かせられる時はいいんですが、つい感情的になってしまう時があって………。

子供は親を選べませんからね。

うつ病が原因の妻の暴言。

夫の僕でさえ〝病気が言わせたこと〟と理解することが難しい場面があります。だから、幼い子供たちに大人の理屈を差し出したって無理なんです。
それだけじゃない、妻の暴言に憤りを感じた僕がイライラして子供に八つ当たりをしてしまうことの物悲しさ………。

それじゃ、僕が子供たちのためにしてあげられることは?
やっぱり、不調の大きな波が訪れたときは出来る限り母と子の距離を広げてやることぐらいしかなくて………。

帰ってきた子供たちに「おかえり」って言葉をかけてやれない僕。
罪悪感? と言えばそうかもしれません。

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