2015/01/14

家族がうつ病患者に言われていちばんこたえる言葉

posted by うつ病の妻を支える平凡な夫
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たぶんね、うつ病の患者から「病気が良くならないのは家族のせい?」って言われるのが一番こたえるんじゃないですか?


良くなって欲しい、薬が減って欲しい、そんな思いで切に寄り添う家族の立場。
なのに、患者が口にする重い問いかけを浴びればミシミシと音をたてながら心が折れてしまいそうです。
心が折れるって?大げさじゃないぐらい、それはグサリとくる一撃‥‥。
悲しいかな‥‥家族がいくら患者を理解しているつもりでも、相手が「理解してくれている」と思っていなければ愛情の押し売りかもしれず、下手をすれば病状悪化の原因にすらなりかねないような‥‥。

僕達の場合も少なからず、そういう「場」があります。
「あなたといると余計にしんどい」なんて言われると僕はついムキになってね、それは違う!僕は君が心配だからこうやって‥‥と、逆に僕が妻に認めてもらおうと必死になって弁解してしまう始末です。
妻と僕の「わかって欲しい」気持ちがぶつかり合うんですよ。
でも、この成り行きはあんまりほめられる行為じゃありませんよね。


うつ病って、身近で支えている人の気持ちを混乱させてくれます。

患者と家族、両者の感情がすれ違ってばかりなのは病気のせい?
それとも病気でない部分、つまり、根本的な夫婦の相性?
どうなんでしょう‥‥?
僕には、どっちもが交錯しながら紙一重で連続しているような気もします。
それほど、心の病は病状と人間性の区別がグレーなんですね。

病状と素の妻をきっちりと選り分けながら、自分さえも動じない心。
僕はまだまだ、そこにたどり着けていない夫のようです。


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