精神症状は人そのものではないということ

一夜明けて‥一夜迎えて。
ちょっと落ち着いたみたいです、彼女。
鋭い目つきが柔らかくなってきてますね‥‥
妻の状態に連動する僕の気持ちも、ちょっと落ち着きました。

今日は一日中、いろんなことを考えてしまったんですが、再認識っていうか。
うつ病という病気に対して僕が向き合うこと。そして、妻と向き合うこと。
僕はこれをごっちゃにしちゃいないか？

彼女の心の中で暴れるうつ病は妻自身ではない。

うつ病の波に右往左往することを妻の人間性に翻弄されていると勘違いしている？
そう、勘違いなんだけれど、なんども何度も自分に言い聞かせておかなきゃ勘違いしてしまう。
胸の中に異物が入ったようにどうしようもなく苦しくて‥だから、だからなんでもいいからかきだして！って、叫んでもうなだれてもそれが無理だと知れば苦しみが二重になって‥‥
妻はそういう事態であるのに、僕は弱音を吐いてる場合なんかじゃない。僕自身が愚痴を言いたいんなら鏡に向かって言えばいい。
そんなことを、考えた一日でした。

こうでああでどうで‥‥
あらゆることにネガティブ思考をくっつけて堂々巡りをしながら、「あたし、苦しいの‥」って僕に打ち明ける代わりに僕を責め立てる妻。
悪態？かもしれない、彼女の態度。
でも、そこに隠されたSOSに僕はいつだって敏感でありたいと思うんですよ。