当初、僕一人で見ていますとなんとなく妻も興味を持ったらしく途中から夫婦で録画を見ることとなりましてね・・・。
この特集番組の本音は、メンタルヘルスの分野にビジネスチャンスを見いだした勤務医が、さらに精神科医としてのスキルをともなわぬまま、訪れる患者に対してのミスマッチな薬の処方が現実問題として存在しており、そういった諸問題に対する国の(厚生労働省)ガイドライン策定に関しても立ち遅れているのが現状であると・・。
そういった背景の中で、我々当事者である患者やその家族としての考え方はどうあるべきなのかといった辺りに、この特番の主旨を感じるのでありました。
勿論、私見ではありますが・・・。
それを言い出すと、世の中どんな職業、どんな業界にも同様の諸問題は存在するんでしょうし、グレーゾーンにはびこる人間の知恵が、善悪を兼ね備えたものであっても、それはある意味で自然な姿であるような・・・。
そして結局は、それぞれのケースでの受け手のリテラシーが問われる時代であるとなってしまうのも現代社会の歪みなのかもしれませんよね。
そういった事よりも番組の終盤で取り上げていたテーマ。
新しい治療方法の研究開発に関することで、初診の時点で患者の脳の中の状態を把握することで誤診を発生させないといった内容がありましたよね。
僕は、“うつ病”の治療に対して目には見えぬ心の中を治療してゆくといった感があるんですが、(当然、薬を飲むわけですから患者の神経物質に対しての医科学的な根拠による治療は大前提ではありますが、骨折に対する処置のように目の当たりにする不具合に対して治療するようなモノとは違って、目に見えぬという表現であります。)近い将来・・・、うつ病をはじめ精神障害の初診時から“脳の中の状態をモニタリング”して治療をスタートさせることを基本とする時代が到来するんだなと思ったわけです。
初診時に、看護士の方やPSWの方が口頭で問診してスタートするようなスタイルではなく、
脳の中の不具合が、はっきりと見える。
従って、うつ病は見えるという感覚のような・・・。
だから治療目標を見誤らない。
番組の終盤で、そういった試みが研究され一部ながらに高度な先端技術として取り入れられているシーンを見た時に強く感じましたね。
ああ・・・実際にこういう時代はくるだろうなと・・・。
精神医学の世界も進歩し続けている。だから、うつ病に苦しむ患者や家族はあきらめてはいけない。
きっと、必ずよくなり・・・治る。そして幸せになれる。
これなら番組で見たように、その時の脳の中の状態を正確に見極めることができるんだろうからミスマッチな処方も激減するだろうし、それによって患者が何年もの間、無駄な薬漬け被害にあう危険性も劇的に減少するんでしょうね。
ところで、妻にしてみれば、妻自身も長きに渡って投薬を続けてますから今迄飲み続けた薬にもしも“間違い”があったのならば非常にやるせない気持ちなんだそうで・・・
確かに薬をチェンジする時などは「これで様子を見てみましょう」的な会話は何度も聞いてきましたしね・・・。
やはり、これ程の年単位で飲み続けるキツイ薬である以上、「これで間違いない!」っていう確信のうえで薬物治療に専念できるとしたら非常に素晴らしいことだと感じるんですよね。飲む行為自体に対する精神的な負荷も無くなるはずですし、なによりも「これを飲めば治る」っていう自信にも繋がりますからね。
うつ病を正確に完治することの出来る時代。
一刻も早く、そういった医療技術の発達を望むのであります。
うつ病の妻に僕のしてあげれること posted by うつ病の妻を支える平凡な夫
technorati tagうつ病

Link free
2 コメント:
はじめまして。さかのぼって全部読ませていただきました。
鬱病患者の為のHPやBLOGは多々あれど、家族の目線で書かれているものがほとんどなく、ここに辿り着いたときは本当に嬉しかったです。
私の夫も鬱病です。
日々、私は自分との戦いです。
思うことの90%は飲み込んで、どんなに自分がいっぱいいっぱいでも笑顔で接しなければいけないプレッシャーと毎日戦っています。
何があっても支えてあげたい気持ちの裏側に,疲れてしまって泣きたい自分もいます。
夫に辛くあたられたり嘘をつかれたりすると、鬱病の症状なのか個人の性格なのかもう何もかもわからなくなってしまって、泣きたくなったり腹がたって仕方なかったり…。
文句も本人にどこまで言っていいのかもわからず。
同じ鬱病でも症状は個人によっていろいろ違いがあるのだと思いますが、支える家族の大変さは共通だと思います。
自分と同じような境遇の方の本音が読めて、少し気持ちが休まる気がしました。ありがとうございます。
長々と初コメントで申し訳ございませんでした。
また、お邪魔しますね。
はじめまして。
僕も妻がうつ病で、似たような日々を送っています。
このブログに出会えて良かったです。トンネルには必ず出口がある・・・。信じています。
コメントを投稿